top 前田 珠子
注)ネタバレ系は*【  】*の中に書いてあります。
聖獣 破妖の剣 万象の杖 魅魎暗躍譚
まどろみの守護者(前) 漆黒の魔性 万象の杖 碧眼の少年(前編)
銀の守り手(後) 白焔の罠 万象の杖〈2〉 碧眼の少年(後編)
目覚める日(第1部) 柘榴の影 万象の杖〈3〉 月読見の乙女(前編)
深き闇の檻(第2部) 紫紺の糸〈前) 万象の杖〈4〉 月読見の乙女(中編)
紫紺の糸〈後〉 万象の杖〈5〉 月読見の乙女(後編)
カル・ランシィ王女 翡翠の夢〈1〉
イファンの王女 翡翠の夢〈2〉 月下廃園 隻腕の神の島
竜の牙を超えて 翡翠の夢〈3〉 月下廃園 邂逅の章
冥界の門 翡翠の夢<4> 月下廃園〈2〉 夢幻の章
さしのべられた腕 翡翠の夢<5>
鬱金の暁闇@ 聖石の使徒 ゼンノーヴ異聞
鬱金の暁闇A 其は焔をまとう者 歌姫の宝玉(上)
破妖の剣外伝 天を支える者
ジェスの契約 <外伝1〉女妖の街 天を支える者
ジェスの契約〈前編〉 <外伝2〉ささやきの行方
ジェスの契約〈後編〉 <外伝3>忘れえぬ夏 読み切り
<外伝4>時の螺旋 精霊宮の宝珠
陽影の舞姫 <外伝5>魂が、引きよせる 黙の園
陽影の舞姫〈1〉 <外伝6>呼ぶ声が聞こえる
陽影の舞姫〈2〉
陽影の舞姫〈3〉
陽影の舞姫 (4)
聖獣
聖獣復活譚〈前〉まどろみの守護者/ コバルト文庫/ 評価★★★☆☆ /          【TOP   
聖五氏族が世界を治める時代、小さな町・サマルに住む銀髪碧眼の少女・セラは、シリオンの王子・ラマンと出会ったことがきっかけで、自分の数奇に満ちた運命を知った。セラは、古王国ドーリアのただひとりの王女だというのだ。そしてカルシールという囚われの双子の兄がいるということも。セラのなかのなにかが目覚めようとしていた・・・・・!恋と陰謀が渦巻くファンタジィーロマン。
聖獣復活譚〈後〉銀の守り手/シリーズ第2弾/ 評価★★★☆☆/              【TOP    
囚われの双子の兄・カルスを救おうとシリオン国の都に潜入したドーリアの王女・セラ。しかも、そのシリオンの王子・ラマンに恋してしまったのだから、セラの心は複雑だった。そして自分たち兄妹の持つドーリア国王位継承権や、<守護聖獣の力>をめぐって、権力者や魔術師のどす黒い陰謀が渦まいている、ということも明らかになってきた・・・・。
聖獣覚醒秘譚〈第1部〉目覚める日/シリーズ第3弾/評価★★★☆☆/           【TOP    
辺境の屋敷で獣のように育てられた銀髪碧眼の少年・ロウズミルド。怪我をした彼を救ったのはシリオンの王族・フィアードラウルだった。十年後、若き王となったフィアードラウルとともにドーリアへ行ったミルドは、ファリカと名のる黒髪碧眼の少女と出会った。心の底から湧きあがってくる、せつないまでの思い。ともに在った日々の記憶・・・・・。ふたりには、守護聖獣の魂が封印されていたのだった!!
聖獣覚醒秘譚〈第2部〉深き闇の檻/シリーズ第4弾/評価★★★☆☆/           【TOP    
シリオンの同盟国ラナディスは、王の後継者をめぐり内紛寸前の状態にあった。しかし、タリアと名乗る謎の聖女が悠然と王宮に現れ王の遺言状のありかを示し、後継者問題を解決した。一方シリオンでは、ラウファリカが病に倒れ、同時期にミルドも姿を消し、一年が経っていた。そんな時、ラナディスの辺境リナンダの森に原因不明の爆発が起こる。その中心にいたのは傷だらけのミルドだった!
カル・ランシィ王女
イファンの王女/コバルト文庫/評価★★★☆☆/                          【TOP
大陸暦第四黒猫の年、カル・ランシィ氏族の統べる国、カラザ・アルダ。16歳の少女・アルスリーアは、霊峰コルスアリムに灯がともる夢を見た。「何の前兆?」信頼する兄・アルザールに聞いても答えを濁すばかりだ。しかし、不安は現実となる。邪悪な異母兄アルガストが王位とアルスリーアをねらって暗躍を始めたのだ。危うし、アルスリーア!
カル・ランシィの王女〈1〉竜の牙を超えて/シリーズ第2弾/ 評価★★★★☆/        【TOP    
カル・ランシィの王女・アルスリーアは許婚者のアルトウィンと優しい兄・アルザールに囲まれて幸せだった。だがそんな平安な日日に翳りが生じた。邪悪な魔術師・ウーリーにつけねらわれてしまったのだ。ウーリーの魔術で心を閉ざされたアルトウィンの呪いを解くために、大山脈「竜の牙」を越えて、王女の苦しい旅がはじまった・・・・・。
カル・ランシィの女王〈2〉冥界の門/シリーズ第3弾/評価★★★★☆/             【TOP    
オルシアを助けようとして、邪悪な地霊のために瀕死の重傷を負ったアルスリーア。魂は肉体を抜け出し、イファン(分身能力者)としての彼女から、何十人の分身(イフェック)が逃げだしていった。死の恐怖が迫ってくる・・・・・。そのころ、魔術師・ウーリーの封印から解放されたアルトウィンは、恋人アルスリーアを求めて、精霊を招来するが・・・・・。
カル・ランシィの女王〈3〉さしのべられた腕/シリーズ第4弾/ 評価★★★★☆/        【TOP    
アルトウィンの愛の力と、ロイスライゼの助力によって、死の淵から生還したアルスリーア王女はロイスライゼに深く感謝するがオルシアは彼の本当のねらいを疑っていた。一方、アルスリーアを探しに出たアルトウィンは、ついに邪悪な魔術師、ウーリー・オージンと対決。死力を尽くした戦いが展開されるが、アルスリーアにも次なる危機が迫っていた・・・・!
破妖の剣
漆黒の魔性―破妖の剣 1/ コバルト文庫/ 評価★★★★☆/<bk1>            【TOP   
古王国ガンディアの王女シュラインが、青月の宮から黒衣の魔性・亜珠(あじゅ)にさらわれた。ガンディア王は破妖剣士たちが住む浮城の長マンスラムに、王女の救出を依頼する。そして、王女救出にむかったのは破妖の剣(はようのつるぎ)「紅蓮姫」(ぐれんき)を持つ少女剣士ラエスリールだった。強大な魔力を持つ妖貴(ようき)・亜珠の前にラエスリールの力はあまりに小さい。その時闇主(あんしゅ)という美貌の男が少女剣士を救った・・・・・。
破妖の剣〈2〉白焔の罠/シリーズ第2弾/評価★★★★☆/<bk1>                【TOP 
自治都市ユクラが、白い焔につつまれて突然消えた。その原因を究明するため、ラエスリールは破妖の剣(はようのつるぎ)「紅蓮姫」を携えて浮城を出立した。押しかけ護り手の闇主はもちろんだが、ザハトという少年も一緒だった。荒野を旅する三人を、陽炎の鏡を通して見る者がいた。白焔の妖主(はくえんのようしゅ)と呼ばれる最高位の魔性。そしてラスたちはその恐るべき罠へと誘いこまれていった・・・・。
破妖の剣〈3〉柘榴の影/シリーズ第3弾/評価★★★★★/<bk1>               【TOP 
ガンダル・アルスの中心に浮かぶ浮城の結界近く。破妖剣士ラエスリールの前に、突然凄絶なまでの美貌の青年が出現した。問うまでもなく、上級魔性である妖貴であるのは明らか。謎の青年は、ラスに禍々しいまでに赤い柘榴の実を手渡して、消えた。その話を知った護り手・闇主には、いつになく不審の色が走った。そして更に、柘榴を手にした少女妖貴の桜妃がラスの前に現れた。
紫紺の糸〈前)破妖の剣4/シリーズ第4弾/評価★★★★☆/<bk1>              【TOP  
カラヴィス公国の第一公子・ソルヴァンセスが原因不明の難病になった。どうやら魔性に、その生気を吸いとられているらしい。浮城で魅縛師として修業をしていた公子の妹・リーヴシェランは兄を見舞いに、故国に帰ることになった。従うのは彩糸という公女の護り手と、侍女に姿を変えた破妖剣士・ラエスリール。魔性に操られた死霊がラスたちを襲う。だが頼りの闇主は姿をみせない…。
紫紺の糸〈後〉破妖の剣4/シリーズ第5弾/評価★★★★★/ <bk1>             【TOP  
紫紺の妖主の部下の妖貴・佳璃と、ラエスリールとの死闘が始まった。紅蓮姫をふるって戦うが、護り手のいないラスは押され気味だ。血まみれになって、力尽きようとした時、彼女をかばったのは邪羅(ザハト)だった。だが、ラスは今こそ闇主の名を呼んだ。「わたしの護り手は、おまえだから…」万感の思いを胸に言葉につまるラスに、闇主は応えた―長い、長い、口づけで。
翡翠の夢〈1〉破妖の剣5/シリーズ第6弾/ 評価★★★★☆/                【TOP    
一目で好きになった。身を包む炎、深紅と琥珀の瞳、何よりその眼差しが綺麗だった。仲良くなりたい、と生まれて間もない茅菜は思った。「こんにちは」とあくまで呑気に自己紹介した。それが、上級魔性・茅菜とラエスリールとの出会いだった。思いの外、この幼い魔性に懐かれてしまったラエスリールが、騒ぎの種になるだろう彼女を連れて浮城を訪れた頃、そこでは衝撃的な事件が起こっていた。
翡翠の夢〈2〉破妖の剣5/ シリーズ第7弾/ 評価★★★★☆/                【TOP   
「あれの選択は、間違っている」だから、正すのだ―。目の前の、ラエスリールにそっくりの女がそう言った。戦うことを選んだがゆえに、いつも傷ついていた少女、ラス。彼女のまわりには、巧妙かつ危険な罠が、仕掛けられ、じりじりと絞られる。ようやくもどった破妖の名刀・紅蓮姫を手に、ラスは窮地からのがれられるか。新しく破妖剣士となった美女・ウルガのねらいは。
翡翠の夢〈3〉破妖の剣5/シリーズ第8弾/ 評価★★★★☆/                 【TOP   
人間・ラエスリールとして生きた時間の記憶を奪われ、弟・乱華の手で金砂宮に幽閉されてしまった朱烙。守られて、平穏な時間が流れる。だが、傷つき意識もなく倒れ伏したそのブロンズの髪の青年を発見したとき、彼女は強く心を揺り動かされた。「助けなければ」―。物語がクライマックスに向かって、急展開を始める。
翡翠の夢<4>破妖の剣5/ シリーズ第9弾/ 評価★★★★☆/               【TOP    
カラヴィス公国の公子が原因不明の難病になった。浮城で魅縛師の修業をする公子の妹リーヴィは、見舞いのために故国に帰ることになり、ラスは護衛を命じられる。だが道中、魔性に襲われて!?
翡翠の夢<5>破妖の剣5/ シリーズ第10弾/ 評価★★★★★/              【TOP   
第五の妖主「翡翠」の繰り出す数々の罠。護り手・闇主を欠くラエスリールは、しかし、悲劇的な自刃から復活する。運命の環は回転し、罠が絞られ、ついに対決のときが近づいた。ラスの実弟・乱華の野望は?謎の剣士・ウルガの正体とは?闇主ははたしてラスのもとへ帰って来られるのか?複雑にからまった謎が解きあかされ、大人気『翡翠の夢』がいま衝撃の終幕。
鬱金の暁闇(1)破妖の剣6/ シリーズ第17弾/ 04/03/11読了/ 評価★★★★☆/   【TOP      
姉のアーゼンターラを魔性に攫われたリメラトーンは、浮城の捕縛師になった。しかし彼がなりたかったのは、魔性を滅ぼし得る力を有する破妖剣士。破妖剣士になるには、高邁な思想や理想も血を吐くような努力も意味をなさない。選ぶのは破妖刀そのものだからだ。不信感を募らせる彼に城長から命令が下る。「我が浮城の至宝を奪還せよ」―至宝の名は紅蓮姫。最も強力な破妖刀の名前だった。
【鬱金の暁闇A】破妖の剣6 シリーズ第18弾 ■04/09/17読了 ■評価★★★★☆ 【TOP
リメラトーンは苛立っていた。理解に苦しむのは、紅蓮姫を奪還するために組まれた仲間たちが裏切り者に対して同情的なことだった。彼は思う。強大な魔性の手によって命を奪われた両親、そしてまだ救えるかもしれない姉アーゼンターラのことを。ただひとり助かった負い目とともに。だが彼の苛立ちは激怒へ変わった。相手の護り手が妖主であり、半人半妖の破妖剣士であることを知ったのだ。


リメラトーンが魔性を憎むのはとっても解るんだけど…何とかラス達とは争ってほしくないです。リメラトーンがリィーのことを心配しほっとけないでいる心優しい少年だと解ってから余計に願わずには居られませんでした。紅蓮姫を奪還するために組まれた他のメンバー達もラスの事を本当は憎んでいない様に感じるんだけど…ただ紅蓮姫を取り返したいだけでいる様に思います。そして闇主相変わらずだけど、本当はラスを振り回しているようで振り回されているのではないでしょうか!!それもひとえに彼女の魅力なんだと思いました。
破妖の剣外伝
破妖(はよう)の剣外伝〈1〉女妖の街/ シリーズ第11弾/ 評価★★★★★/         【TOP   
少女剣士ラスが、紅蓮姫とともに活躍する『女妖の街』、浮城の捕縛師シャイレンの一代記『捕縛の瞳』、紅蓮姫誕生の秘話を描く『破妖の剣』の3編を収録。大人気ファンタジー、初の外伝集。
破妖の剣〈外伝2〉ささやきの行方/ シリーズ第12弾/ 評価★★★★★/          【TOP    
破妖剣士の少女・ラエスリールのもとに親友サティンが魔性に捕らわれたという知らせ。修復中の破妖剣『紅蓮姫』のかわりに朱金の鎖の封魔具をたずさえ、ラスは護り手の少年・邪羅とともに彼女の救出に向かう。だがそこに、ラスに一目ぼれしたという皇子現れて…。表題作と、ラスと闇主が切ない恋の行方に一役買う『魂の糸』を収録した、人気シリーズ『破妖の剣』の書き下ろし外伝。
忘れえぬ夏―破妖の剣外伝〈3〉/ シリーズ第13弾/ 評価★★★★★/           【TOP   
大きすぎる悲しみが故に、周囲との関わりを拒絶する少女―ラエスリール。その頑さが浮城という組織の中での彼女の存在を、許さざるものにしつつあった。そんなラスの心を癒すべく、セスランとサティンは温泉町の外れにある山荘を訪れる。だが、そこには彼らの訪問を快く思わない妖貴梛薙が邪な罠を用意していた。ラエスリール十三歳の夏。三人の心の葛藤を描いた表題作ほか一編収録。
時の螺旋―破妖の剣外伝〈4〉/ シリーズ第14弾/ 評価★★★★★/           【TOP     
他人に比べて異常に魔性邂逅率の高い身の上の少女シェンツァ・リーウェンは、理由もわからずどこかも分からない空間にいつの間にか迷いこんでいた。ここには、いつも一緒にいて頼りになる幼なじみの少年ラウシャンもいない。途方に暮れる彼女の前に、黒い髪・青い瞳・黒い装束の美しい青年が現れた。魔性にも思えるその青年は、大切な誰かを探しているのだと言った。表題作ほか一編収録。

魂が、引きよせる破妖の剣外伝D
■シリーズ第15弾/ 評価★★★★★  
<bk1> 【TOP    
リーヴィは苛立っていた。兄ソルヴァンセスと佳瑠の命懸けの恋。三年前のある事件以来、カラヴィス次期大公絡みの思惑を孕んだ求婚が引きもきらないのである。彩糸の惜しみない愛情さえ彼女を抑えられない。自ずとリーヴィの思いはラス、そして邪羅へと馳せる。時を同じくして異常事態が頻発していた。五人の魅縛師が忽然と姿を消したのである。敵の力量からして対抗しうる者は限られていた。
呼ぶ声が聞こえる破妖の剣外伝E/ シリーズ第16弾/ H16・1月5日読了/ 評価★★★★★/   【TOP 
艶やかな金褐色の髪が美しい写磨の欲しいものは、魔性の世界にあって力を持つといわれる漆黒の髪。そして、黒い双眸。黒い髪に黒い瞳は絶対にして無二の妖貴の証。焦がれる写磨の脳裏に声が聞こえる。声の主に従えば、強い力を従えることができると直観的に感じて―。一方、サティンは黒髪の護り手・鎖縛とともに、黒髪の娘ばかりが行方知れずになる事件を解決すべく浮城を発った。
ジェスの契約
ジェスの契約〈前編〉/コバルト文庫/評価★★★★★                      【TOP】     
大陸最古にして最強の魔術師「破夜女」の称号を受け継ぐ16歳の少女・瞳輝は、永と名のる青年剣士の訪問をうけた。彼の瞳には深い絶望が秘められ、額には冥界の女王との契約の証「ジェスの刻印」があった。不老不死を強いられるむごい運命の、その目的とは?「不沙山へ案内してくれ。仇敵・魔王を倒す」魔王こそ、瞳輝の母親を殺した仇。こうしてふたりの、魔王を倒すための旅が始まった。

ジェスの契約〈後編〉/ シリーズ第2弾/ 評価★★★★★/                   【TOP  
仇敵・魔王を求めて、少女魔術師・瞳輝と不老不死の戦士・永の旅は続いていた。少女にとって魔王は、母親を凌辱したうえに死に至らしめた仇。青年にとっては、魔王を殺すことが「ジェスの契約」を果たす唯一の道だったのだ。死力を尽くして魔王の影法師を倒してきた永と瞳輝の間には、いつしかお互いを思いあう深い愛も芽ばえていた。そして今、魔王との宿命の対決が始まる。

精霊宮の宝珠
精霊宮の宝珠/ コバルト文庫/ 評価★★★★★/                       【TOP 
月の精霊宮に住むフィラーンは『月の乙女たち』のひとり。月の司である精霊の女王の末娘。銀の髪、菫色の瞳の美しい少女だ。月が消える新月の夜、この聖なる宮殿に賊が忍ひこんだ。男は草原の民ジルク族のオランザ。彼は神宝の『月光珠』を盗んだばかりか、フィラーンの唇まで奪って逃げたのだ。人間界におりてスルフェと名を変えた少女は、盗まれた宝珠を捜す旅に出た…。
陽影の舞姫
陽影の舞姫〈1〉/ コバルト文庫/ 評価★★★★★/                       【TOP 
ジルヴァーロ一座の花形は「瑠璃の舞姫」とよばれる18歳のサリエ。左目は夜の瑠璃色、右目は太陽の金色をした美少女だ。だが彼女にはだれにもいえぬ忌わしい記憶があった。11年前、ラノーヴの太陽精霊宮の司祭だった両親が、無実の罪をきせられ、惨殺されたのだ。―でも、そんな彼女を見守ってくれる謎の美青年がいた…。めくるめく愛と幻想の傑作ファンタジー。
影の舞姫〈2〉/ シリーズ第2弾/ 評価★★★★★/                     【TOP  
「瑠璃の舞姫」サリエを邪霊の罠から救ってくれたのは、謎の美青年ファーディスだった。愛する彼の未来の花嫁として、幸せをかしめるサリエ。だが、その幸せはあまりに短かった。ファーディスこと、サリエの両親を見殺しにした太陽精霊宮の司だったのだ。愛と憎しみに心を引き裂かれて、精霊宮を飛び出したサリエ。だが彼女を待っていたのは、さらに苛酷で残忍な罠だった…。
陽影の舞姫〈3〉/ シリーズ第3弾/ 評価★★★★★/                     【TOP 
恋人ファーディスへの愛と憎しみのため、心を引き裂かれ、自ら記憶を封じてしまったサリエ。ジルヴァーロ一座の舞姫としてカルファードの街に入った。評判高い「瑠璃の舞姫」として、伝統ある白夜祭の「競い舞」に招請されていたのだ。だが、ここでも邪霊・ジャイドブレスの罠が待っていた。まるで精霊のように舞うサリエを、黒い蔦が襲ったのだ…
陽影(ひかげ)の舞姫 (4)/ シリーズ第4弾/ 評価★★★★★/                 【TOP
苦悩の末、記憶を封印してしまった「瑠璃の舞姫」サリエ。ファーディスに深い憎しみを抱く邪霊ジャイドブレスは、そんな彼女を闇の空間に拉致し、罠を仕掛けファーディスを待ち受ける…完結編。
万象の杖
万象の杖/ コバルト文庫/ 評価★★★★★/                          【TOP
神恵暦二千七百八十九年―。隣国サーシャンの侵攻により、エシェル・ジェンの王都は陥落した。王家の直系ただひとりの生き残りとなった王女イーは、幻族の青年・カソールとともに、燃え盛る王都から落ちのびる。彼女の肩にかかる、王国再興の責務。だが、行く手には数々の障害が…。その存在すら定かでない秘宝「万象の杖」をかすかな頼りとして、いま、彼女の旅が始まる。
万象の杖〈2〉/ シリーズ第2弾/ 評価★★★★★/                      【TOP
エシェル・ジェン王国の最後の生き残りとなった王女・イーが、後に一緒に王国の再興をはかることになる幻族の青年・カソールと出会ったのは、4歳のとき。だが、彼女の幸せな生活は、13歳のとき何者かの手で誘拐されることにより、大きく転回した。少女・イーは、"半身"カソールの助けを得られないまま、誘拐した者たちの陰謀に対処しなければならなくなるが…
万象の杖〈3〉/ シリーズ第3弾/ 評価★★★★★/                      【TOP 
祖国から攫われて数カ月。イーはある朝、屋敷全体を包む異様な緊張に気づいた。二侯・リュウド・ミェーリンと対面したイーは「契約の女神が夢に出てきて、先に真実を見出した方に力を貸すと言った」という偽りを告げた。それを聞いた五侯は、鎮静と暗示の効果を持つ薬湯をイーに与え、正確な情報を引き出すことを決める。そしてある夜イーザ・ヴァリウの民の夢の中に、女神が姿を現した。
万象の杖〈4〉/ シリーズ第4弾/ 評価★★★★★/                      【TOP
飛んできた短剣に命を狙われたカーは、イーをかばって右腕に傷を負った。動揺するイーに、カーは「ウォーンと呼べ」と、秘められた真名の一部を告げるのだったウァン・シャーウの女王ファラが、カーを自国の後継者として養子に迎えたいと表明して、カーをめぐる状況が急展開していた。シセルを目指して出発した一行だったが、突然カーの頭の中に『見つけた』と子供の声が響き…。
万象の杖〈5〉/ シリーズ第5弾/ 評価★★★★★/                      【TOP
セディル(カー)は、二日というもの眠っていなかった。腕の中にエーセルがいるからこそ、必死で意識を保っていたのだ。近づきつつある不吉な気配は、セディルの限界が来るのを待っていた。エーセルが目を覚ましたのを見て、セディルの意識は闇に飲みこまれていく。倒れてしまったセディルの頬をエーセルが叩いたその時、ヒュンと風を切る音がして、なにかがエーセルの頬を切り裂いた。
月下廃園
月下廃園 / コバルト文庫/ 評価★★★★☆/                         【TOP
生まれて間もなく尋常ではない力を顕すようになったトゥミャーンは、精霊の祝福を受けて生まれてきた少年であることが証明されるまで、魔術師の結界の中で過ごしてきた。「精霊を見に行きましょう」トゥミャーンを誘ったのは、母方の従姉で、ふたつ年上の少女・スウラン。ときどき西の廃園で見られるという精霊を見に行ったトゥミャーンは、ひとり廃園にたたずむセジュンと出会うが…。
月下廃園〈2〉 ■コバルト文庫/ シリーズ第2弾/ 評価★★★★☆/             【TOP
光明神殿において人生の半分以上を過ごしてきた少女・アヴィエンスは、紫の瞳を持つ光の使いの愛し児だった。光の聖錫を探すという命を受け、月華を訪れたアヴィエンスは、トゥミャーンと出会う。トゥミャーンは、セジュンと同じ紫の瞳を持つアヴィエンスに好意を持つ。一方、アヴィエンスも自分を特別視しないトゥミャーンに好感を抱くが、それが思わぬ災いを呼ぶことに…。
聖石の使徒
其は焔をまとう者  ■コバルト文庫
02/3/31読了/ 評価★★★★☆ 【TOP 
万能の至高神セイトーリによって創造された世界、バルヴァローズ。この世界に生じた瘴気を浄化するために、女神は眠りについた。そして、その眠りを守るため、聖石の使徒は生まれた。―石墨を抱き生まれたアラクセイトは、優秀とはいえない聖石の子供だった。しかし、彼女は副神殿長に呼ばれ、ふたりの珊瑚の使徒と出会う。そして、瘴の女神を目覚めさせないための手伝いをすることに…。
黙の園
黙(しじま)の園
小学館キャンバス文庫/
 評価★★★★☆/                 【TOP 
「光の国」の王女は、美しい歌声をもち、みんなから「小鳥姫」と呼ばれ、愛されていた。だが、ある年の夏、ひどい疫病がこの国を襲い、人々はどんどん倒れていった。父である王は、古来からの方法で魔神を呼び出し、疫病をなくすことを頼んだ。魔神は、そのかわりに「美しい小鳥」を要求し、王が苦悩の末承諾すると、光の国からあらゆる病魔が消えた。姫は泣く泣く魔神の許へ嫁いでいった。―それから10数年後。一人の若い魔法剣士が、姫を救出すべく、魔神の山へと向かったが…。
魅魎暗躍譚
碧眼の少年―魅魎暗躍譚(前編)
集英社スーパーファンタジー評価★★★★☆ 【TOP 
広大な青い水の占める世界にぽっかりと浮かぶ大陸、「照り葉」。その辺鄙な藩国・楸をめざして、旅を続けるひとりの少年がいた。彼の名は甲斐。甲斐は自分の瞳と髪の色を奪った魔性を探し出し、本来の姿を取り戻そうとしているのだ。旅の途中で行き倒れの少女・志摩と出会った甲斐は、楸の名家・夕月夜家を訪ねる。しかし、そこにいたのは、没落した夕月夜家の当主・隠岐と執事のしなのだけだった。隠岐の元に留まり魔性を探し求める甲斐だったが、突然謎の刺客に襲われた…。
碧眼の少年―魅魎暗躍譚(後編)
 ■シリーズ第2弾/ 評価★★★★☆ 【TOP
人質にされている姉・美濃の安全のために父の敵・末黒野淡路への復讐心をかくしていた夕月夜隠岐。だが志摩までが魔性の女に拉致されていまった今、隠岐は反撃の計画をたてていた。一方そんな冷静な隠岐に反発しながらも、碧眼の少年・甲斐は自分の髪と眼の色を奪った者の手がかりが志摩を攫った魅魎のシャマライトにあるように思え、隠岐と手を組むことにした。志摩を救い出すべく、秘剣「月守の太刀」を手に淡路の屋敷にむかう甲斐たち。だがそこには邪悪な力の敵が待っていた…。
月読見の乙女―魅魎暗躍譚(前編)/ .シリーズ第3弾/評価★★★★☆/         【TOP
月乃守家が支配する照り葉大陸。その一族の姫君・遠江は菘国の山中に乳母の不破とひっそりと暮らしていた。その髪も瞳も、
月乃守家直系の証の銀色の、雪のような美少女だった。そんなある日、母親・桔梗の方から文が届く。「会わせたい人がいるから、桔梗の街へもどっておいで」。どうやら強国菖蒲の国守・氷雨家の若君と結婚させるつもりらしい。銀髪を黒に染めて桔梗へむかう遠江は、旅の途中志摩という少女を助け、更に5年近く行方不明だった異母兄と会うことになる…。
月読見の乙女―魅魎暗躍譚(中編)
シリーズ第3弾評価★★★★☆ 【TOP
照り葉大陸を治める月乃守家。当主の若狭にはふたりの子供がいた。妾腹の兄・甲斐と嫡流の姫・遠江だ。銀の髪銀の瞳のその容貌は、月乃守家の象徴ゆえ、ふたりは権力を巡る危険な陰謀に、また魔性の者たちに常に狙われる存在だった。五年ぶりの再会を果たしたのも束の間、遠江と甲斐、そして甲斐に恋してる少女・志摩の三人は、謎の者たちの攻撃を受け、離れ離れになってしまった。「薦で会おう」の約束をたよりに三人はそれぞれ薦の街に向かうのだったが…。
月読見の乙女-魅魎暗躍譚(後編)
シリーズ第3弾評価★★★★☆     【TOP
違江の行方は杳として分からない。照り葉大陸を治める月乃守家直系を証す銀の髪・銀の瞳の彼女を狙う者は多いのだ。事実、銀の髪の少女は、イードラという魅魎の器にされようとしていたのだ。一方、そのころ甲斐や隠岐は、記憶を失くした少女を拾う。「紀伊」と仮に名付けられたその黒髪の少女は、男装の麗人・安芸を見て何故か気を失ってしまう。どうやら安芸は魔性の一族だったらしい。そして、恐るべき陰謀と対決が、甲斐や志摩や隠岐を待っていたのだ…。
隻腕の神の島
【隻腕の神の島-邂逅の章-】 ■角川スニーカー文庫
■02/04/03読了■評価★★★★☆
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遠い時代の出来事―。かつて、世界にはいくつもの扉が存在したのだという。異世界へと続く扉が―。ディナイアのシュラジータ家の長子カーデューアは、十六年前数奇な運命の下に誕生した。そのため、彼は〈魔物の子供〉という烙印を押され、双鬼睡へ追放の命を受けた。双鬼睡―シュレンシーノ神が自らの右掌を犠性にして創造り出された島。そこには、陽獣と夜獣が眠っているという伝説がある。その島で、カーデューアが逢った美しき兄妹。この出逢いが、彼等の運命を狂わせていった。新ヒロイックファンタジーの開幕。


カーデューアは魔物の子供という烙印を押され双鬼睡へ追放の命を受けたにも関わらず命を狙われてしまいます。名門貴族の跡取りとして育てられた割には逞しく生き延びてきたように思います。双鬼睡に辿り着き今も伝説が存在している事を知ります。そして奴隷として売られてしまったカーデューアは大公の妹ナルファイアに引き取られたのでした。そこから彼の運命が動いていくのです。大公家とカーデューアがどう繋がっているのか早く知りたいと思いました。
【隻腕の神の島-夢幻の章-】 ■シリーズ第2弾■03/11/2読了■評価★★★★☆  【TOP 
カーデュアーが、祖国ディナイアを離れ、一月が経とうとしていた。そんなある日、双鬼睡の支配者・セザーリア家のナルファイアのお供で、ドレイダの街へと繰り出したカーデューアは、無頼漢どもに襲われるが、危機一髪のところ真紅の長髪の女戦士に助け出される。しかし、屋敷に戻ったナルファイアたちをむかえたのは、兄であるケイファスタンの冷たい言葉だった―。一方、カーデューアを狙う影の者たちは、刻一刻と彼に忍び寄っていた…。新ヒロイックファンタジー待望の第2巻


ナルファイアがすっかりカーデュアになついてしまっていてとてもわがままばかり言っている姿はとても可愛いです。上手に歌う事が出来ないけどカーデュアの存在が段々彼女の歌声に変化してきていることに兄ケイファンスタンは快く思っていないのです。綺麗に歌う事を避けているのです。そしてカーデュアはまた謎の人物から命を狙われてしまいます。彼の正体は一体なんなのでしょう・・・。
ゼンノーヴ異聞
【歌姫の宝玉(上)】 ■キャンパス文庫 
■04/05/10読了 ■評価★★★★☆
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世界の半分ずつを支配する男神セクフィールと女真アシュレーダ。二人の神が、互いの育んだ世界を交換した時、全ての確執は始まった。それぞれの神を信じる人間たちの間に、失われた理想郷を取り戻すための果てなき戦いを呼び起こしたのだ―。この戦乱の世に、用心棒やら人捜しの仕事をしながら、各地を流れ歩く二人組がいた。紅の髪に翡翠色の瞳、女と見紛うばかりの美青年ファーレンスと、逞しい体に精悍な顔だちの青年サイラルである。二人は、ふとしたきっかけで、どこか謎めいた幼い姉弟を人攫いから救い出すことになったのだったが…。


流れ者の用心棒ファーレンスはとても子供が大好きで困っている子供を見るとほっとくことが出来ない美青年なのです。そんな彼の相棒サイラルと街でお家騒動に巻き込まれ家を飛び出した幼い姉弟を助けるのです。大人を信じる事が出来ないでいる幼い姉弟はファーレンスとサイラルを信じて良いかも知れないと思いだした矢先に姉弟はまた連れされれてしまいます。何とか助ける事は出来たのですが*【弟のロイシュールは命を落としてしまいます】*彼らは自分達が眼を離した隙に姉弟が攫われた事をとても悔やみ自己嫌悪に陥るファーレンスは特にいたたまれない感じでした。でも、歌姫カーラーがいるラーティブまで護衛を頼まれ契約続行になります。無事辿り着けることを祈ります。
天を支える者
【天を支える者】■コバルト文庫/イラスト 明咲 トウル
■05/08/21読了 ■評価★★★☆☆
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天を支える者 行儀見習いの少女ナルレイシアは、無類の本好き。書物目当てに男爵家で働いていたが、迫ってきたご子息に怪我を負わせてしまい、屋敷を追い出されてしまう。しかしここで、彼女は『不幸中の幸いの権化』の本領を発揮。王都ロスタロイドの屋敷から、住み込みの仕事の依頼が舞い込んだ。屋敷には山ほどの本があって…。目先の読書欲につられ、ナルレイシアは申し出に飛びついてしまうが…。
【目次】 天を支える者/終末都市の灰色天使/木蓮抄/幸福の刻印

主人公の少女ナルレイシアは、無類の本好きという事と『不幸中の幸いの権化』のようで災難に巻き込まれながら今の仕事の依頼にありついたって感じで、これから本題に入っていく様なところで終わってるようで。なんとなく気になるのがナルレイシアのお師匠様。。どんな人なんだろう。。只者ではないのだけは解りますが・・・。その後の短編も読みやすかったです。
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